慰謝料は取れない?モラルハラスメントの特徴と対策

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家庭内での陰険な暴力モラルハラスメント」・・・モラハラの理不尽な現実について考えていきます。

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モラルハラスメント・・・モラハラとは?

モラルハラスメントとは人格や尊厳を傷つける精神的な暴力です。具体的には

  • 暴言
  • 無視
  • 極端に大きな生活音を出す。(ドアを激しく締めたり、大きな足音など)
  • 舌打ち
  • 失敗や頼まれごとをした時などに露骨なため息をつく
  • 極端に束縛する

などです。

一見、ふてくされているだけだったり、単なる嫌がらせ程度に捉えられて、軽く考えられがちですが、モラハラは「精神の殺人」とまで言われるほど、心に大きなダメージを与える行為です。

加害者の特徴

以前は、社会的地位や、能力が高い加害者が、立場の弱い被害者を攻撃するというケースが多かったようですが、
今では草食系男子なんていう言葉もできている通り、おとなしい男性も増えているせいか、女性の加害者も多く、誰もがモラハラを働く可能性があります。

そんな加害者の特徴としては、

・周期がある

これはDV(ドメスティックバイオレンス)加害者とも共通するところですが、

蓄積期⇒爆発期⇒ハネムーン期(安定期)

この3つを周期的に繰り返します。その周期は数日から数か月と、個人差があり、
一人の中でも周期が変わり、ケースバイケースです。

被害者はハネムーン期の優しさに、加害者は本当は優しいと思い込み、自分にも非があったのかと考えてしまいます。

・怒りに理由がない

本人に聞けば、とってつけたような理由を言いますが、
本人が意識しているか、していないかはさておき、加害者は潜在的にモラハラを働きたいので、そこに正当な理由はないのです。
目的のためには、理由は選ばない状態です。
本質的な理由としては、爆発期が来たというだけです。

・後出しじゃんけんをする

先に挙げた理由づけとして、「後出しじゃんけん」をします。
たとえば、そうじをした場合、
「勝手にそうじをするな」
「まだ、そこが汚れている」などと文句を言い、
そうじをしなかった場合、
「言われなければそうじもしない」
などと怒り、結局やってもやらなくても怒り出します。
答えがないので、被害者はつまらないことでずっと悩まされることになります。

・外面がいい

モラハラ加害者は、非常に外面が良いことが多いです。
家の中では鬼のようでも、一歩外に出れば良い人を演じます。
加害者の周囲の人たちは、その人がモラハラをしているとは夢にも思っていないでしょう。

そのために、結婚するまでモラハラ加害者だとは気付かない場合もあるのです。

・子供を利用する

相手を思うように支配できない場合は、代わりに子供をいじめたりします。
また、子どもたちの前で、配偶者を怒鳴りつけたり、悪口を吹き込んだりして子供を洗脳します。

・幼少期の家庭に問題がある

加害者がモラハラを働くのは幼少期の育てられ方に問題があった場合があります。

1.親がモラハラをしていた。
2.虐待を受けていた。
3.癇癪を起しても、きちんとやってはいけないことを注意されなかった。
4.必要以上に甘やかされて育った。

ほかにも特徴としては、

・相手を支配、管理、束縛したがる
被害者意識、被害妄想が強い
・ウソが多い
・自分に甘く、人に厳しい
・謝らない
・こだわりが強い

などがあります。

法的には?

モラハラ被害者は、ひどく心に傷を負いますが、法的にはどう解釈されるのでしょう?
弁護士に話を聞くと

モラハラは、単に加害者の性格。

とのことです。
同じ言葉をかけられても、無視をされても、
何も感じない人もいれば、強く受け止める人もいる。
受け取り側の問題でもあるとのことです。

つまり、法的には被害者はほとんど救済されないのが現状なのです。

よっぽど精神的に参って、精神病を患うなどということにでもならなければ、
ほとんど慰謝料を請求することはできないでしょうし、
離婚をしたくても、単に「性格の不一致」ということにされてしまい、
相手が離婚を望まない場合、離婚をすることすらなかなかできないのです。

高橋ジョージさん、三船美香さんの離婚の報道以来、モラハラの認知度は上がりましたが、
被害者の立場の弱さはまだまだ改善されてはいません。

じゃあ、どうしたらいいの?・・・対処法

このようなモラハラにはどう対処すべきなのでしょうか。

1.証拠を集める

モラハラは家庭の中で起こり、周りからはその実態が分かりずらいものです。
また、DVのように体に傷がつかないので、どれほど傷ついているのかもわかりません。
離婚を考えているのなら、証拠を集めましょう。

精神科にかかっている場合は診断書をもらいます。
豊田真由子議員のように暴言を吐いている場合、録音を残すことは有力な証拠になります。

無視などを繰り返す場合はなかなか証拠を残すことは難しいでしょう。
三船美佳さんは離婚裁判にあたり、高橋ジョージさんのモラハラの証拠として、モラハラに関する本に付箋をたくさん貼ったものを裁判所に提出しています。

記憶が鮮明に残っていることであれば、過去にさかのぼっての記録でもかまいません。
たとえ手書きのメモでも、詳細に記録してあれば証拠として採用されやすくなります。
何を言われたか、どういうことをされたかを、日時と共に記録するようにしましょう。

2.加害者から離れる

加害者から離れましょう。
モラハラの被害者は、精神的ダメージを受け続けており、やがては心身に支障を来すことすらあります。
離婚を考えるかどうかは別として、物理的に距離をとり身を守りましょう。

3.第三者を入れて話し合う

親族や、共通の知人など、第三者を交えて話し合いましょう。
モラハラ加害者は対外的には良い人を演じるので、
第三者の言うことなら聞き入れるかもしれません。
しかし、加害者がモラハラを自覚し、改善しようという気持ちにならなければ、
また同じことを繰り返します。

離婚を考えているのなら、弁護士に相談するのもよいでしょう。
法テラスを利用すれば、同一案件で3回まで無料(経済状況による)で相談できます。

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